クラウドワークスの悪質案件|ペライチ誘導・口座開設のアフィリ勧誘を見抜く

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ケース⑪ 案件の詳細が、なぜか「ペライチ」で紹介される

今回は、テストライティングのあとから雲行きが怪しくなった悪質案件を紹介します。

最初から、いくつか怪しい点が

最初から、いくつか怪しい点が

案件名に【初心者スタート多数】と書いてある時点で少し引っかかりますが、まだ何とも言えません。

ただ、募集人数を見て、一気に怪しいと感じました。

ただ、募集人数を見て、一気に怪しいと感じました。

なんと300人も募集しています。
これだけの人数のテスト案件を、そんなに一気にチェックできるのでしょうか?

そして、こちらが案件詳細です。
なぜか、この時点ではテーマが書かれていません。

そして、こちらが案件詳細です。なぜか、この時点ではテーマが書

それでも応募してみました。(みなさんには、あまりおすすめしません)
すると、こんなメッセージが届きました。

それでも応募してみました。(みなさんには、あまりおすすめしま

テーマは「在宅ワークのメリットとデメリット」でした。
これなら書きやすそうです。そう、誰でも書きやすいテーマを、あえて指定してくるのです。

私は、「日常の過ごし方」というテーマも疑って見ています。
これも誰でも書きやすく、初心者ねらいにはぴったりだからです。

仮払いは「順番に対応している」とのことで、まだされていません。
それなのに、納期は3日後となっていました。

初心者の方のなかには、仮払いされていないのに、納期を心配して納品してしまう人もいるかもしれません。それだけは、やめましょう。

なかには、テストライティングの報酬を払わずに先へ進めたいクライアントもいます。仮払いされたかどうかは、必ず確認しましょう。

納品してからが本番

テストライティングを無事に納品しました。
すると、こんなフィードバックが届きました。

テストライティングを無事に納品しました。すると、こんなフィー

べた褒めですが、これもコピペです。
肝心の内容には、まったく触れられていません。

そして、このあとが問題です。
いよいよ本題の勧誘に入ります。

そして、このあとが問題です。いよいよ本題の勧誘に入ります。

やはり、これだけでは終わりませんでした。
問い合わせフォームは「ペライチ」という、誰でも簡単にサイトを作れるサービスです。手軽に使い捨てできるため、残念ながらこうして悪用する人もいます。

そもそも、外部連絡許可申請をしていないのにこれを送ってくるのは、規約違反です。
もちろん、通報しました。

そもそも、外部連絡許可申請をしていないのにこれを送ってくるの

そして、そのペライチがこちらです。(URLではなく画像で紹介されました)
どうやら、WEBライターの案件を紹介してくれるそうです。

そして、そのペライチがこちらです。(URLではなく画像で紹介

しかし、どこの誰が運営しているのか不明。
しかも、どんなテーマで書く案件なのかも書かれていません。

しかし、どこの誰が運営しているのか不明。しかも、どんなテーマ

とりあえず、応募フォームから応募してみます。
(みなさんは、絶対に真似しないでくださいね)

とりあえず、応募フォームから応募してみます。(みなさんは、絶

すると、メールが届きました。

すると、メールが届きました。

「実際に口座を開設していただき」というところで、一発アウトです!
もちろん、お断りしました。

「実際に口座を開設していただき」というところで、一発アウトで

こんな相手に「申し訳ございません」と言う必要があるのかとも思いましたが、いちおう…。

なぜ、わざわざ口座を開設させるのか。それは、口座開設がこの人のアフィリエイト収入になるからだと思われます。

口座は、むやみに開設するものではありません。

しかし、お金に困っているときは、その感覚が鈍ってしまうものです。
悪質案件は、そこにつけ込んできます。
感度を高めて、だまされないようにしましょう。

手口の裏側:なぜ「口座開設」をさせたがるのか

この手の案件のゴールは、記事を書かせることではありません。応募者に証券口座やFX口座を開設させること自体が目的です。ネット証券やFX会社の口座開設アフィリエイトは1件あたり数千円〜数万円と高単価で、「ライター募集」を装って応募者に開設させれば、募集主にはその報酬が入ります。

つまり構図はこうです。あなたは「仕事を受けたつもり」でも、相手から見れば「アフィリエイト報酬を生む見込み客」。数百円のライティング報酬をエサに、数千円〜数万円の成果報酬を回収する、割のいい商売なのです。体験談の執筆と称して口座開設のスクリーンショットを求められたら、ほぼ確実にこのパターンだと考えてください。

応募前に確認したい5つのチェックリスト

  • 案件の詳細が外部サイト(ペライチ・Notion・Googleドキュメント等)でしか説明されない:クラウドワークス内に書けない理由があると疑う
  • 「口座開設」「アプリ登録」「無料登録」が作業内容に含まれる:あなたの登録自体が相手の報酬源
  • 報酬に対して作業が簡単すぎる:「誰でも」「コピペで」「1時間で数千円」は撒き餌の定番
  • 発注者の評価履歴が空、または直近で大量募集をかけている:使い捨てアカウントの特徴
  • 契約前にLINEなど外部連絡先への移動を求められる:規約違反であり、運営の監視から逃れるのが目的

1つでも当てはまったら応募を見送るのが安全です。ほかの手口のパターンは悪質案件の実例集悪質案件の見抜き方にまとめています。

よくある質問

もう応募してメッセージのやり取りをしてしまいました。

やり取りしただけなら被害はありません。以降の返信をやめ、案件ページから運営に通報しておきましょう。相手に個人情報(本名・住所・電話番号・身分証の画像など)を渡してしまった場合は、今後の不審な連絡に備えて、その情報でログインできるサービスのパスワード変更と、身に覚えのない請求への警戒を。不安が残るなら消費生活センター(188)に相談できます。

言われるまま口座を開設してしまいました。どうすれば?

開設しただけで入金していなければ、金銭的な被害はまだ発生していません。その口座は使わずに解約し、相手とのやり取りを断ってください。「入金すれば報酬アップ」「まず自己資金で取引を」と誘導されても、絶対に入金しないこと。入金してしまった・出金できないという段階なら、スクリーンショットを保存のうえ、警察相談専用電話(#9110)と金融庁の金融サービス利用者相談室に相談してください。

通報しても意味はありますか?

あります。クラウドワークスには違反報告の仕組みがあり、通報が集まったアカウントは凍結されます。自分の被害を防いだ後に1分だけ使って通報しておくと、同じ手口に引っかかる次の初心者を減らせます。この記事のような手口は形を変えて何度も現れるので、「外部誘導+登録作業」の組み合わせを見たら反射的に警戒する癖をつけておきましょう。

まとめ|「外部サイト誘導」と「口座開設」は危険サイン

今回のケースは、テストライティングまでは普通に進みながら、納品後に外部サイト(ペライチ)経由で口座開設へ誘導してくる、という手口でした。

  • 募集人数が極端に多い(300人など)
  • 仮払い前なのに、短い納期を切ってくる
  • 納品後、外部サイトやフォームへ誘導してくる
  • 口座開設を求めてくる

クラウドワークスを通さない外部への誘導や口座開設の要求は、利用規約(第9条9項)でも禁止されています。少しでも違和感があれば、応じずに通報しましょう。

あなたの口座も時間も、大切な財産です。うまい話ほど一度立ち止まって、安全を確かめてくださいね。

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