クラウドワークスの“コピペ質問”は危険サイン|初心者狙いの勧誘を見抜く

同じ日に別のクライアントから届いた同じコピペ質問 今すぐお金がほしい
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クラウドワークスでライティング案件に応募すると、仕事の話に入る前に「決まりきった質問」がまとめて送られてくることがあります。

今回は、その“コピペ質問”から始まる悪質案件の実例を紹介します。応募する前に見抜けるよう、いっしょにパターンを押さえておきましょう。

本当によくある4つのコピペ質問

あなたは、応募したあとに、このような質問をまとめて送られた経験はありませんか?

■ クラウドワークスでの活動期間 (例:半年、1年など)
■ 学習経験の有無 (ライティングやAI関連のスクール・講座など。独学の場合もその旨お教えください)
■ これまでの累計案件獲得数 (ジャンルは問いません)
■ 過去の面談経験回数 (クラウドワークスを通じた面談の回数)

この4つを質問されることは、本当に多いです。私自身、何度も聞かれました。(そのたびに、ちょっと意地悪な内容で返しています)

先にお伝えすると、この質問はテンプレートのコピペです。そして私は、初心者をねらって“獲物”を探すための質問だと考えています。クラウドワークスを通さずに外部サービスへ勧誘する行為は、そもそも利用規約(第9条9項)で禁止されています。

特に「学習経験の有無」は、初心者にどうアプローチするかを決める、格好の材料になります。

また「過去の面談経験回数」も、少ないほど相手にとって都合が良いのでしょう。

これがコピペ質問の実例!

こちらが、その案件です。
文字単価も高めで、一見すると魅力的に見えます。

文字単価が高めに設定された案件の募集画面

案件の詳細がこちらです。ぱっと見は、しっかりしていると思いませんか?

ただ、「弊社」と書いてあるのに、アイコン画像はどう見ても個人です。この手の案件では、「弊社」と名乗ることで信頼感を高められると思い込んでいるようです。

「弊社」と記載しつつ個人アイコンのクライアント案件詳細

応募する前に、気になる点があったので質問してみました。

応募前にテスト案件の分量を質問したメッセージ

テスト案件の分量を聞いておかないと、本番と同じ量を書かされたうえに、テスト案件分の報酬しかもらえない恐れがあります。

ここは、しっかり確認しておきたいところです。

すると、こんなメッセージが返ってきました。

質問への返信として届いた勧誘メッセージ

「はい、来たー!」と思いました。
先ほどお伝えしたとおり、勧誘が目的の悪質案件です。

しかも、まだ応募もしておらず、質問しただけなのに…。
相手は話を先に進めることしか考えておらず、ただコピペ文章を返してきているのが明らかです。

それでも先が見たくなったので、質問に答えてみました。
(みなさんは、絶対に真似しないでくださいね)

勧誘の余地がないよう返答したメッセージ
過去の面談相手も悪質案件だったと伝えた返信

勧誘の余地がないくらい、しっかり返答させていただきました。
最後の質問では、過去に面談した相手も悪質案件だった、とバッチリお伝えしています。

この返信のあと、相手からの連絡はパッタリ途絶えました。
もう少しやり取りしたかったので、少し肩透かしです…。

ちなみに、同じ日に別の方からも、まったく同じ質問をされています。

同じ日に別のクライアントから届いた同じコピペ質問

アイコン画像が先ほどと違うので、別の人だとわかると思います。

さらにもう一人、同じ日に同じ質問を送ってきました。

さらに別のクライアントから届いた同じコピペ質問

つまり、3件とも同じ日のできごとです。

この質問が来たら、まずハズレだと思ってよいでしょう。
みなさんも、この質問をされたら、すぐに次の案件へ移ることをおすすめします。

コピペ質問が来たときの安全な対応3ステップ

ステップ1:すぐに返信しない

コピペ質問の目的は、返信させて会話を始めることです。返信した人だけが次の勧誘ステップに進められるため、「返事をしない」だけで大半の被害は防げます。丁寧に断る必要すらありません。無視は失礼ではなく、正当な自衛です。

ステップ2:相手のプロフィールと評価を確認する

本人確認が未完了、評価がゼロまたは極端に少ない、登録したばかり、発注実績がないのにスカウトを送ってくる。これらが重なれば、勧誘目的のアカウントである可能性が高いと判断できます。逆に、発注実績と評価が積み上がった発注者からの具体的な相談なら、まともな仕事の可能性もあります。

ステップ3:違反報告(通報)してブロックする

メッセージ画面から違反報告ができます。通報後はブロックして終了。「もしかしたら本物の仕事だったかも」と迷う必要はありません。本当に仕事を頼みたい発注者は、コピペの挨拶ではなく、案件の具体的な内容から話し始めるものです。

よくある質問

うっかり返信してしまいました。もう手遅れですか?

手遅れではありません。返信しただけでは何の被害も発生していないので、そこで止まれば大丈夫です。以降の連絡を無視し、通報とブロックをしておきましょう。個人情報(LINEのID、本名、電話番号など)を渡してしまった場合は、しつこい勧誘が続く可能性があるので、ブロック機能で遮断してください。

「LINEで詳しく説明します」と言われました。

契約前にサイト外の連絡手段へ誘導する行為は、クラウドワークスの規約で禁止されています。誘導する理由はひとつ、運営に監視されない場所で勧誘するためです。「LINEで」と言われた時点で、その相手との話は終わりにしてかまいません。誘導先で待っているのは、高額な情報商材、投資勧誘、口座開設アフィリエイトなどの定番の手口です。

初心者のうちは、どうやって安全な案件を見分ければいいですか?

「相手の実績と評価を必ず見る」「作業内容が案件ページに具体的に書かれているものだけ応募する」「登録・口座開設・購入が絡む案件は避ける」の3つを守るだけで、危険な案件の大半は避けられます。実例で学びたい方は悪質案件の実例集実際に登録して検証した記録もどうぞ。

まとめ|「コピペ質問」が来たら、深追いしない

応募した直後に、決まりきった質問がまとめて送られてくる案件は、勧誘が目的の可能性が高いです。特に、次の4点をテンプレートのように一度に聞かれたら要注意です。

  • クラウドワークスでの活動期間
  • 学習経験(スクール・講座など)の有無
  • これまでの累計の案件獲得数
  • 過去の面談回数

こうした質問がそろって届いたら、いったん立ち止まりましょう。返信を急がず、相手のプロフィールや案件の中身を冷静に見直すだけで、トラブルの多くは避けられます。

あなたの時間は、こうしたやり取りに費やすには貴重すぎます。怪しいと感じたら無理に深追いせず、次の案件へ進んでくださいね。

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